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パドル式レベルスイッチの動作原理と応用例

パドル式レベルスイッチは粉体、粒体を検出するものでは一般的な粉面スイッチの一つです。
粉や粒の検出が必要とされる様々な箇所で使用されています。ここでは、パドル式レベルスイッチの原理やその応用例を紹介いたします。また、下記のアプリケーションの他に「こんな状況にも対応できるレベルスイッチが欲しい」という声にもお応えしています。

 

パドル式レベルスイッチの原理

動作原理

パドル式レベルスイッチの原理 図1

貯蔵堆積物のレベルを検出したい位置にレベルセンサーを取り付け、羽根を回転させます。
羽根は小型モーターの力で回転し、堆積物のレベルが上昇して羽根の回転を拘束すると、モータ自体の回転で検出レバーを作動させ、2個のマイクロスイッチを動かせます。最初に動くスイッチは、制御回路をON・OFFにし、次にモータの電源を切ります。貯蔵槽内のレベルが下降すると、羽根の拘束がとけて自由となり、スプリングの力で検出レバーは元に戻り、モータが再び回転し始め、次のレベル検出に備えます。


パドル式レベルスイッチの展望

パドル式レベルスイッチの原理 図2

過酷な環境が求められる粉体・粒体・塊体の製造ラインの分野においてパドル式レベルスイッチの信頼性が強く求められています。
当社のパドル式レベルスイッチはお客様の様々な要望に応えるべく、「高い信頼性」、「耐久性」、「使いやすさ」において日々改良を重ねており、お客様の仕様に合わせた様々なラインアップを取り揃えております。


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応用例…塊体も検出できる対衝撃レベルスイッチ

石や岩などを検出できるレベルスイッチはありますか?

当社のパドル式レベルスイッチML-5Kは塊体検知専用に設計されたレベルスイッチです。
シャックル接続によるパイプシャフトを使用したことにより、羽根やシャフト等への衝撃力を向上させ、堅牢・強力なセンサ構造になっています。
石や岩、砂利などのレベル検出にも対応する耐衝撃レベルスイッチです。


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応用例…タンク上からパイプに吊り下げて使用するレベルスイッチ

パイプで吊り下げるパドルスイッチがあると聞きましたが、そのような商品はありますか?

当社のパドル式レベルスイッチML-S3Xはタンク上部からパイプで吊り下げて使用するレベルスイッチです。
タンク上部の接続が難しい場合、タンク下部の粉体検出を行いたい場合等に使用されています。


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