技術情報|液面計・レベル計のことなら【YAMADEN】


HOME > 技術情報 > 超音波式レベル計の動作原理と応用例

超音波式レベル計の動作原理と応用例

超音波式レベル計は非接触タイプのレベル計として、様々な箇所で使用されています。
ここでは、超音波式レベル計の原理やその応用例を紹介いたします。また、下記のアプリケーションの他に「こんな状況にも対応できるレベルスイッチが欲しい」という声にもお応えしています。

 

超音波式レベル計の原理

山で登山中に行なうやまびこを思い出して下さい。
遠く離れた向こうの山々に向かって、大声を発すると向こうの山に反射した自分の声が少し遅れて聞こえてきます。これと全く同じ理屈で、超音波パルスがセンサ発信部から発信され、測定対象(液体等)に反射して往復するまでの時間を計測することによって、液面等のレベルを連続的に出力します。
すなわち、レベル計と測定物の距離が短い場合は往復時間は短く、レベル計と測定物の距離が長い場合には往復時間は長くなります。液面の上昇や下降により往復時間が変動し、その往復時間をレベル信号に変換しています。

超音波式の利点

  • 非接触で様々な物質の計測が可能。
  • スラリーや腐食性液体にも対応。
Page Top
 

応用例…現場のチューニングが簡易な超音波レベル計

超音波式レベル計を使用していますが、他の原理のレベル計に比べて計測するまでの設定大変です。現在使用しているものはPCと接続し、チューニングを繰り返す必要があります。
簡単に操作・計測できる超音波式レベル計はありますか?

超音波レベル計は、非接触タイプのレベル計としては現在最も多く使用されていますが、「設定やチューニングが難しい」という問題があり、現場で使いにくい点があるようです。特に、測定前の初期設定や測定物に合わせてのチューニングは難しく、メーカーの技術者が現場にきてパソコンを使用し設定するということも多いようです。
今回はユーザーが簡単に使用できる超音波式レベル計を紹介いたします。

今まで有効に超音波レベル計をご利用できなかったお客様にもお勧めします

  • 大型液晶画面では、レベル表示画面、トレンド画面、エコーグラフ画面などがあり、「エコー処理や信号処理に威力を発揮」します。勿論、パソコンに接続する手間は必要ありません。
  • 設定に必要な最小限の機能のみを有しており、お客様ご自身で設定が可能です。
    エコー処理などもお客様ご自身で液晶を見ながら設定することが可能です。
  • 従来品より低価格です。しかも、マルチアンプ機能により1台で2箇所の計測が可能です。

当製品につきましてはデモ機の貸出しも可能です。弊社営業部へお気軽にお問い合わせください

Page Top
 

応用例…ベルトコンベア上の物質の有無の検知

簡単・低コストでベルトコンベア上に流れる物質の有無の検知はできるのでしょうか?

タンク(ホッパー)・サイロ等のレベル計測は一般的ですが、鉄鋼関係のお客様において左記の様にベルトコンベア上の鉱石等の物質が流れているか否かの検出に「超音波レベルセンサ」をご利用頂いている事例がございます。
低価格の「超音波センサ」を利用することにより簡単にコンベア上の物質の検知ができ、問題を解決することができました。この様な例の他にも多種の使用が可能です。


お問い合わせ・資料請求はお気軽に

  • お問い合わせ
  • カタログ請求
Page Top